“ステップファザー・ステップ”を読みました

“ステップファザー・ステップ”を読みました

久しぶりに読書をしました。

通勤中の電車内、仕事の合間の休憩中に、そりゃあもう、たくさんスマホをいじいじしていたらあっという間に制限がかかっちゃいました…

このままじゃいかん!!!!ということで久々に本を買ってみよう!という感じです。

まあ普段から本を読んでいないので、どのジャンルが好きとか、この作者さんが好きとか、この本が有名だとか一切知識がなかったので、パッケージを見て選んでみました!

そして数ある本の中から選んだのが、

宮部みゆきさんの”ステップファザー・ステップ”

です!



読んでみた感想を、述べていきたいと思います。

まず、主人公について。

この本の主人公はなんと、泥棒。私は最初からえぇ!犯罪の話かよ!!ってなっていましたが、その泥棒が、双子の男の子と出会い、その双子の偽りのお父さんとして過ごすなかで、不思議な出来事が起こっていくという、お話でした。

不思議な出来事というのも、双子の男の子の周囲の人たちを中心に起こっていき、泥棒としてひとりで生きてきた男がどんどん人間味が溢れる人物になっていくのが読むにつれてわかりました。

そして主人公である泥棒が、自分の感情の整理が不得意で、双子との関わり方に葛藤する姿に対し、不思議な出来事に対しては、頭の回転がはやいところにはギャップを感じ、とても面白く読むことができました。



普段本を読まない私でもさくさく読むことができたので、学生さんにもおすすめです。今は実施されているかは分かりませんが、学校の朝読書の時間によんでみてはいかがでしょうか。



もちろん大人の方も、サクッと読めちゃうので通勤時間などに読んでみてください!